環境情報の中野健教授と渡辺稔紀大学院生が日本トライボロジー学会「論文賞」を受賞
受賞情報

【写真】左:中野健教授、右:渡辺稔紀大学院生、中:江上正樹会長
環境情報研究院の中野健教授と環境情報学府の渡辺稔紀大学院生(博士課程後期1年、日本学術振興会特別研究員)が、日本トライボロジー学会「論文賞」を受賞しました。表彰式は、2025年05月27日に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で執り行われました。
同賞は、同学会が発行する国際誌「Tribology Online」に掲載された原著論文「Two origins for bell-shaped velocity-dependent friction coefficient: Kelvin-Voigt or standard linear solid viscoelasticity」に対して贈られたものです。すべり摩擦系のエネルギー損失と安定性を支配する摩擦係数の速度依存性について、固体の粘弾性に立脚した理論的な基礎研究が高く評価されました。
受賞対象論文:
https://doi.org/10.2474/trol.19.167
研究室ホームーページ:
https://n-lab.ynu.ac.jp