大学院理工学府生が 第74回ネットワークポリマー講演討論会で「ベストポスター賞」を受賞
受賞情報
賞状
2025年 10月 15日~ 17日に KDDI維新ホール(山口県山口市)で開催された第 74回ネットワークポリマー講演討論会(主催:合成樹脂工業協会)において、大学院理工学府 博士課程前期 2年の河上颯平さん(指導教員:大山俊幸 教授、前川紘之 助教)が発表した研究内容に対して、ベストポスター賞が授与されました。
受賞対象となった発表は「ピロガロールを用いた抽出済みコーヒー粕からのリグニンの回収とエポキシ樹脂硬化剤としての利用」です。
この研究は、抽出済みコーヒー粕を多官能フェノールであるピロガロールの存在下で加熱処理することによってピロガロール導入リグニンを回収できること、および回収したピロガロール導入リグニンを硬化剤として用いて作製したエポキシ樹脂硬化物が高架橋密度かつ高貯蔵弾性率を有することを明らかにしたものです。河上さんの発表内容とプレゼンテーション能力が高く評価され、今回の受賞に至りました。

