大学院理工学府生が第 63回飛行機シンポジウムで「学生優秀講演賞」を受賞
受賞情報
賞状
2025年 10月 15日~ 17日に沖縄県那覇市で開催された第 63回飛行機シンポジウムにおいて、大学院理工学府 機械?材料?海洋系工学専攻 博士課程前期 2年 小林誠一朗さん(指導教員:北村圭一 教授)が学生優秀講演賞を受賞しました。
受賞対象の発表題目は「サイクロロータの回転数とブレード角度についての空力解析」です。
小林さんは、サイクロロータと呼ばれる推進機構のブレードに加わる空力履歴について、回転数およびブレード角度の増加が与える影響を明らかにしました。研究着手時には JAXA研究者の助言もいただきました。この研究の新規性や重要性、口頭発表の内容が評価され、今回の入賞に至りました。今回の成果により、サイクロロータが実用化に向け一歩近づくことが期待されます。
なお、サイクロロータとは、新しい空の物流での活用が見込まれる回転翼の一種であり、機構内部で複数枚のブレードが回転する事により、回転軸に垂直な任意方向への推進力を生みだす事ができます。

