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4. 大学院理工学府生が ISMAR-APNMR-NMRSJ-SEST 2021 にて「 Asia-Pacific NMR Symposium Poster Award 」を受賞

教員?学生の受賞一覧

受賞情報

賞状

　2021年 8月 22日～ 27日にフルリモートで開催された 4つの磁気共鳴に関する合同国際会議 ISMAR-APNMR-NMRSJ-SEST 2021 ( The 22nd International Society of Magnetic Resonance Conference, the 9th Asia-Pacific NMR Symposium, the 60th Annual Meeting of the Nuclear Magnetic Resonance Society of Japan, and the 60th Annual Meeting of the Society of Electron Spin Science and Technology )において大学院理工学府 化学?生命系理工学専攻の博士課程後期 1年生 金井典子さん（日本学術振興会 特別研究員 DC1 、指導教員: 川村出 准教授）が Asia-Pacific NMR Symposium Poster Award を受賞しました。

　金井さんは廃棄物を資源循環させる技術開発という研究背景のもと、農業廃棄物であるホップの蔓からセルロースナノファイバー( CNF )を分離し、その構造解析に関する研究を推進しています。特に本ポスター発表では、” Solid-state NMR Characterization of Cellulose Nanofibers Isolated from Waste Hop Stem ”というタイトルで、ホップ蔓由来の CNFに関する固体 NMRを用いた詳細な解析によって、 CNFの純度?結晶化度?カルボキシル基含量を調べ、ホップ蔓由来の CNFの構造について説明しました。金井さんの発表は多くのポスター賞エントリーの中から、 Asia-Pacific NMR Symposium Award の 10演題の中の一つに選ばれました。