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大学院理工学府生が第11回マイクロナノ工学シンポジウムで「若手優秀講演表彰」を受賞

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受賞情報

橘さん

賞状

 大学院理工学府博士課程前期 2年の橘大毅さん(指導教員:渕脇大海 准教授)が、日本機械学会主催の 2021年度第 11回マイクロナノ工学シンポジウム( 2020年 10月 26日- 10月 28日オンライン開催)にて若手優秀講演表彰を受賞しました。本賞は、優れた研究成果を見事に発表した若手の研究者に対して贈賞されます。

 発表題目は、「水中での多様な高速動作を可能とする電磁ゲル アクチュエータの開発」です。主な成果は、液体金属をゲルにより皮膜し、さらに直線形状?螺旋形状に成型した超柔軟かつ伸張性の高い電磁ゲルアクチュエータのローレンツ力による新しい駆動方法を提案したこと、さらに実験により、直線型の螺旋型アクチュエータは共振周波数 8Hzを持つことを確認し、従来のソフトアクチュエータと比較すると 1桁高い応答性を示したこと、対象物の形状に沿って形状を柔軟に変形できる超柔軟円型螺旋型グリッパを実現したこと等の点です。

 今回は原理確認のため、把持?ミキシングに限定して応用先を示しましたが、原理的には従来技術では実現できない、生体筋肉の高い応答性と柔軟性を再現する事が可能であり、ゲル型ソフトアクチュエータの可能性を飛躍的に向上した成果と言えます。なお本研究成果は本学の太田裕貴先生の研究室との共同研究によるものです。


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