大学院工学府生が石油学会より「石油学会野口記念奨励賞」を受賞
受賞情報

授賞式にて(右:受賞者の坂 祐司さん、左:石油学会会長 上田渉教授(神奈川大学))
2015年 5月 26日、東京都江戸川区のタワーホール船堀における授賞式にて、大学院工学府機能発現工学専攻博士課程後期 3年 坂 祐司さん(指導教員:窪田好浩 教授)が公益社団法人 石油学会より「石油学会野口記念奨励賞」を受賞しました。
本賞は、我が国の石油および石油代替エネルギーの安定供給に貢献する研究または技術において、独創的な業績をあげた若手の研究者、技術者に授与されるものです。
今回、流動接触分解(FCC)触媒におけるゼオライトの安定化のために、新規マトリックス成分を配合した実用触媒を設計?開発し、分解活性、FCCガソリン得率、FCCガソリンのオクタン価を従来触媒よりも向上させることに成功したことから適格と判断され、受賞の運びとなりました。